よくないご質問
- 航海記
- 2022年3月7日
- 読了時間: 5分

「かぞく は ぜんめつ した …」
こんにちは。劇団航海記が誇る沈黙の金曜日、渡邉です。
あー
もー
いや、
コロナ禍っ!!!
(タカアンドトシ風に)
もう2年を超える長さになってしまうのですね。
改めて思いますが、長い、長すぎる……
ただここ最近になってワクチンや飲み薬なんてものも出始めていて、これからはこれまでとは違う明るい展望が見えてきはじめているかも知れません。っていうか、もう見えてきてくれ頼むから…!という心境ですね(*´-`)
話は変わりますが…。
自分が社会人の身で演劇をやっていると、
「仕事もあるのに両立できるの?」
とか、
「稽古って、そもそも何をやってるの」
とか、
訊かれません。
前も述べたように人見知りなもんで…
自分本位で積極果敢に質疑応答を随時受付なんて高等技術は至極困難で到底無理な剣道小林です。
ただ、新年度を迎えてコロナ禍が今より落ち着いたら、
「一寸お芝居でもやってみませうかゑ?」
なんて素敵な考えをお持ちの方も出てくるかも知れません。
というわけで今回は、そんな演劇やアマチュア劇団に興味をお持ちの人がいると決めつけて、渡邉が独りでQ&Aを捏造して自問自答していこうと思います。
寂しくなんてありません(p_q)
QもAも渡邉の独断と偏見ですので、参考程度に斜め読みしていただければ幸いです。
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「よくあるご質問」
ならぬ、
「よくないご質問」
です_φ( ̄ー ̄ )
いってみよう!!
Q1.演劇の経験は全く無いんですが…入団できますか?
A.航海記に限らず、アマチュア劇団の多くは経験不問です。ただ、いきなり来ていきなり入団という運びにはならないと思いますので、見学を重ねてその劇団のカラーが自分に合うかをゆっくり見極めてゆくのが良いかも知れません。
Q2.お芝居に興味はあるけど、演技力に自信がありません…
A.世の中の大多数の人は意識的に演技をしたことはないはずなので、演技力を気にすることはありません。あればもちろん良いものです。ただ、あるともっと良いものは「探究心」や「負けん気」です。
「どうやればうまくできるんだろう?」「次は今よりうまくやって見せる!」
の気持ちがあれば、間違いなく演技力は上がります。そうすれば、自信は後からついてきます!!
Q3.演劇を始めるために必要な知識はありますか?
A.演劇はとにかく専門用語が多いです。
「上手奥のバミリに当たるシーリングは袖幕嫌ってもっと絞って」
「下手パネル裏のデハケは人形殺してるシズがあるから気をつけて」
……ハァ?(・ω・`)ですよね。
こんな調子で溢れ出てくる単語の意味を、全て座学で予習するのは相当に厳しいです。しかも劇団によって呼び方や扱い方が違ったりもするので、更に混乱します!
結果、舞台の知識はおよそ現場で得ることになるんです。「習うより慣れろ」って、舞台監督が生み出した言葉なんじゃ…?
演劇用語を詰め込むより、まっさらな状態で吸収してやるぜ!の気持ちでいるほうが必要かも知れません!
Q4.稽古って、なにをするんですか?
A.航海記では公演を見据えたオンシーズンと、公演後のオフシーズンで稽古内容が分かれます。
共通するのは前準備。通称「新月体操」と呼ばれる航海記伝統の有酸素運動で身体をほぐし、五十音や滑舌などの発声練習に入ります。ここまでで大体1時間。
オンの場合はこのあと台本稽古です。
オフの場合は、演技の感性を養うような色々なチャレンジをしていきます。
遊びのようなものからピンと張り詰めたものまで、普通に生活していたらまず行わないような言動が飛び交うので、ここは見学者さんに是非体験してもらいたいところです!
Q5.仕事と演劇って両立できるんですか?
A.率直に言って、演劇に費やす時間というのは少なくありません。航海記でいえば週1〜2回、3時間ほどの稽古がある他に、台詞なんかを覚えるのは稽古以外の時間を使います。本番が近づくにつれて通常稽古や打ち合わせ、各種スタッフ作業などが増えてゆき、仕事や家庭のあるメンバーは四苦八苦しながら奮闘することになるのです。
結論だけ言うと両立「できる」のですが、「できる」に至る工夫と努力は本人の裁量となります。
しかし一口に演劇といっても様々な役割があるのです。もちろん一番目立つのは舞台に立つ役者であり、その役割を担う人は持てる時間をフルに使って役作りをしてゆくでしょう。ただ、それはあくまで演劇の一部。
大道具、小道具、照明、音響、脚本、制作…etc、舞台を作る成分は役者以外にもわんさかあります。
あなたの時間は限られて、役者をやるのは難しいかも知れません。
しかし例えば、あなたの作った大道具は役者よりも長くお客様の目に留まります。
あなたの作った小道具が、お客様の印象に強く残るかも知れません。あなたの灯した照明が、あなたが選んだこの曲が、舞台にあなたを存在させるのです。
…長くなりましたが、限られた時間でも使い方次第で、演劇に関わることは充分可能だと思います。
あゝ、かなりダラダラと書き連ねてしまいました。
アマチュア演劇というジャンルはマイナーでカルト的で敷居が高いイメージを持たれがちですが、日常ではあまりないようなやり甲斐や刺激や体験に溢れています。
フラッと観劇や見学に来たら無理矢理入団させられてしまった…みたいな、
高級羽毛布団販売会場
みたいなことにはなりませんので、身近なエンターテイメントとして皆様に触れていただければ幸いです。
来て!見て!触って!の言いにくいご時世ではありますけれども、感染対策をバッチリやって、来たるべき日に備えていきましょーヽ(´▽`)/
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