「え、何してた?」
- 航海記
- 2022年2月12日
- 読了時間: 3分

====3<ぶーん>
こんにちは。劇団航海記が誇る沈黙の羊。バイク事故で負った裂傷を湿布貼って治そうとした渡邉です(←悪化しました)。
タイトルの台詞は、2020、2021年の全世界で使われたであろう真の流行語大賞です。これと「落ち着いたら、また…」の二本柱が2022年もまた席巻してしまうのでしょうか。
前回もお話ししましたが、劇団航海記は2020年の2月より昨秋まで、長きに渡って活動を自粛しておりました。もちろん我々に限らず古今東西の演劇主体が活動の休止や制限を受けていたことは周知の通りでしょう。
そんな中で、ある者はオンラインを駆使して活動の幅を広げ、またある者はマウスガード等の感染対策を徹底して舞台の灯を消さぬように奮闘されていたのだと思います。
私はというと、ほぼ全ての演劇的活動から手を引いて、いち社会人のフリをしながら日々を生きておりました。
30歳から10年余、ずっと続けてきたものが消えた生活…。
言い換えるとそれは「自分が演劇をしていなかった世界線」だとも言えるのでしょうか。
人生の岐路は誰にもあるでしょうが、当時30歳になって「何か新しいことを始めよう!」と思っていた私には、二つの候補がありました。
「演劇」or「手芸」です。
「どの顔で手芸とか言ってんだよw」
ですけども、当時にしてみれば演劇だって同じくらい未知すぎる領域だったのです。
演劇を選んで10年。その間にできた勉強も友人も生涯の伴侶も、演劇をしていなければ一切クロスしなかったものたちだと断言できます。
あのとき手芸を選んでいたら、どんな10年を送ることになったのか?
稽古場ではなく教室に通い、演技ではなくまつり縫いを学び、インパクトの代わりにミシンの腕を上げ、脚本ではなく縫いぐるみか何かを世に出せてたのでしょうか。
マフラーの寸法をミスったり、ライバルのボタン付けに闘志を燃やしたり、後輩の糸通し能力に息を呑んだりしてたのでしょうか。
演劇で知り合った今の奥さんではなく、奥さん型の羊毛フェルトと仲睦まじく暮らしていたのでしょうか。
…
演劇選んでて良かったネ( ̄∇ ̄;)
話は逸れましたが、そんな演劇を続けてきて、それが日常から無くなって二年。違う趣味や興味関心も芽生え始めて「もう演劇に戻るモチベーションは持てないかな…」との思いが頭をかすめていた昨年の秋、航海記は休眠から覚めました。
そして今、私は再び劇団員としてこのブログを綴っています。
そう…私の中の演劇は消えていなかった。航海記の魂は何処にも行っていなかったんだ!
だけど…
だけど…!
二ヵ月で脚本みっつも書くとは思わなかったよ…_〆(´Д`; )
演劇のある世界線に戻ってすぐ、ピーク時でもやっていなかったような作業を行うことになって一時はどうにもならなくなってましたが…
…まあ、これも自分が勝手に「全部新作でいきたい!」とかほざいていたからで、100%自業自得なんですが…
そんなわけで私の場合、タイトルの台詞を投げかけられたら答えは二つ。
「台本書いてた………」
か、
「台本直してた………」
DEA~TH。
四十過ぎたおっさんの思い出話やif話をこれ以上書き連ねても仕方ないですね。
経過はどうあれ、魂を入れて書き上げたオムニバス新作脚本×3…
はっきり申し上げますが、
どれも手応え十分です。
劇団航海記は舞台に帰ってきます。
しかし、ただ帰ってきただけではないというところもお見せしたいと思っております…!
コロナ禍が落ち着いたらまた…、いや、落ち着くはずだよね。落ち着けよ、コノヤロウ!!
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